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もし実家が空き家になったどうする?
◆分かりやすいのは現金化する選択肢
単身で暮らす人も多くなってきた時代ですが、仮に単身で暮らす自分の親が介護施設に入居することになったら、住んでいた実家はどうするのがベストなんでしょうか。空き家になっても所有していれば、固定資産税や維持費はずっと必要になります。空き家のまま放置していると防犯面や老朽化も心配です。気持ちの問題は置いておき経済的なことだけを考えれば、売却して現金化するのが最もシンプルな答えになります。管理や維持費から解放されるだけではなく、親が入居する施設の費用や介護費用にも充当することができるからです。いざ相続が発生しても現金であれば相続人同士で分けやすくもなります。売却する際に念頭に置きたいのは税金です。実家を売却したときに、もし利益がでることになると譲渡所得税が課税されるからです。ただ、売却する相手などの一定の条件を満たすことで最高3,000万円まで控除される仕組みもあるので適用されるかどうか調べておくのもいいのではないでしょうか。
◆長年住んできた家の気持ちの配慮
現金化はメリットが大きいと言っても、長年住んできた愛着のある家を簡単に手放すには心理的な負担がある人もいるでしょう。
その場合は、生前に相続人に名義変更をする選択肢もあります。贈与や親子間の売買によって、将来的な相続の手続きを簡略化したり、相続する人が早い段階で、家をどうするのかを判断することができるようになります。但し、相続税の軽減の対象ではなくなったり、時期によって相続税の対象に含まれてしまうなどの税金面のデメリットに該当する場合もありますので注意が必要です。
生前に名義変更する場合に比べて相続税で考えた方が税務上のメリットは大きくなる場合があります。
ただ前述のように管理面などのデメリットが残ります。
どの方法が適しているかは一概には言えませんが、相続人同士で争いごとにならないように事前の話し合いが大切ですよね。