三角地とはどのような土地か?購入するメリット・デメリットについて

三角地とはどのような土地か?購入するメリット・デメリットについて

人とは違った個性的な住宅を建てたいと検討している方も多いのではないでしょうか?
土地には特殊な形状の三角地があり、その特性を活かして個性的な住宅の建築が実現できます。
この記事は三角地について、購入するメリットやデメリットについて解説しています。

三角地とはどのような土地か

三角地とは、形が三角形になっている土地です。
通常の土地は四角形が一般的ですが、その形状から不整形地の一種とされています。
とくに街中や住宅街で、2つの道路が斜めに交差するところで見られます。
また、所有している土地の一部が三角形になったり、相続に伴う分割によって生じたりするので今後、生じる可能性のある場所は多くなるでしょう。

三角地を購入するメリット

三角地を購入するメリットは主に3つあります。
1つ目は、一般的に整形地と比べて価格が安い点です。
同じ条件の土地と比較しても坪単価が低いため、予算内でより広い土地を取得でき、その分建物への予算を確保できます。
2つ目は、不整形地として評価されるため、固定資産税や相続税の評価額が低くなる場合があります。
最大で40%程度の節税効果が期待できるので、税金負担の軽減になるでしょう。
3つ目は、個性的なデザインの住宅を建てられる点です。
三角形の形をした土地ならではの特性を活かして、他の住宅とは異なる独自の形状やデザインの住宅を建てられます。
自分のライフスタイルや好みに合わせた住宅を求める方にとって、魅力的な選択肢です。
他にも、競争が少ないため、購入を検討する際にじっくりと時間をかけられる点もメリットです。
三角地は住宅の建築には不向きなどと好みが明確になる形状で、敬遠する方も多くいます。
全体的に、コストパフォーマンスに優れ、個性を活かせる特徴を持っています。

三角地を購入するデメリット

三角地を購入するデメリットは主に3つあります。
1つ目は、設計面での制約が多い点です。
建物を建てられる面積や大きさが建ぺい率や容積率の関係で制限され、三角形の土地に適応するための設計が必要であり、理想的な間取りを実現するのが難しい場合があります。
2つ目に、資産価値が低く、整形地と比べると売却しにくい点です。
整形地と比べると需要が低く、建物が個性的な場合は購入者が見つかるまでに時間がかかる場合があります。
売却価格も低くなる可能性があるため、将来の資産価値を重視する方にとっては注意が必要です。
3つ目にデッドスペースが生じやすい点です。
家電や家具などは四角形がほとんどであり、室内にどうしても活用できない部分であるデッドスペースが生じやすくなります。
敷地内を駐車場や庭として利用する際も、多少のデッドスペースが生じるのはやむを得ず、面積が整形地と同じでも、活用できる部分が狭くなってしまう可能性があります。

まとめ

三角地は、形が三角形の不整形地です。
購入のメリットは、一般的な土地よりも価格が安く、税金負担が軽減され、独自のデザインの住宅を建てられる点です。
デメリットは、設計制約が多いためデッドスペースが生じやすく、資産価値も低いため将来の資産価値を重視する場合は注意しておきましょう。
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