不動産の相続を見据えた生前準備を解説!争族問題・節税・認知症の対策は?

不動産の相続を見据えた生前準備を解説!争族問題・節税・認知症の対策は?

不動産を所有している方は、自分の死後の財産処分について考える機会が多いのではないでしょうか。
争族問題や相続税の節税、自身が認知症になってしまったときへの備えなど、考えるべきことは多岐にわたります。
そこで今回は、不動産の相続を見据えた生前準備の方法について解説します。

不動産の相続を見据えた生前準備①:争族対策

遺産の相続に伴う話し合いがうまくまとまらず、親族間で争いが起こることを俗に「争族」と呼びます。
争族対策とは、相続において強力な指針となる遺言書を作成するなどして、遺産相続に関する争いが起こらないようにすることです。
遺言書を作成しておけば、基本的にはその内容に沿って遺産分割がおこなわれるため、争族問題に発展しがちな遺産分割協議を避けることができます。
争族対策を意識して遺言書を作成する際は、法定相続人の遺留分(法律で定められた財産の受け取り割合)を侵害しないよう注意する必要があります。

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不動産の相続を見据えた生前準備②:相続税の節税対策

不動産の相続税を節約するためには、生前贈与を検討することが重要です。
不動産を生前贈与したほうが良い場合の例として、「将来値上がりが見込まれる不動産を所有している」「高収益の賃貸物件を所有している」などがあります。
生前贈与、死因贈与、遺言書作成、遺産分割協議のそれぞれにはメリット・デメリットがありますが、節税対策としては生前贈与が有効である可能性が高いです。

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不動産の相続を見据えた生前準備③:認知症対策

認知症対策認知症になると十分な判断能力がなくなるため、銀行口座が凍結されて預金を引き出せなくなったり、家や土地の売却ができなくなったりすることがあります。
自分の財産に手がつけられなくなる前に、任意後見制度や家族信託を活用して、財産の管理を任せる相手を決めておくことをおすすめします。
任意後見制度は、自分で選んだ代理人(任意後見人)に対し、生活支援や療養看護、財産管理に関する事務の代理権を与える契約です。
家族信託は、信頼できる家族や親族と契約を結び、自分の財産の管理・処分を任せる制度です。
家族信託では、財産を相続する人を指定し、二次相続以降も含めて遺産の承継者を決めることができるため、認知症対策と争族対策を兼ねることができます。

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まとめ

不動産の存在は争族問題を生みやすいため、生前に遺言書を作成しておくなどの方法で、遺産分割協議をせずに相続を済ませられるよう準備しておくのがおすすめです。
同時に、不動産の生前贈与をおこなっておくと相続税の節税になります。
自身が認知症になってしまうリスクに備えて、任意後見制度や家族信託の契約も検討してみてください。
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